商品説明

概要：1991年製Jackson DINKY AXE HSHボディになります。

最初期の日本製Jackson登場時にわずかな期間販売され、すぐに販売終了してしまったかなりレアなシリーズになります。

ちょっと試験的な意味もあったようで日本市場だけに投入されていたようです。

シェイプ的にはディンキーボディの6弦側部分のトップとバックをそぎ落とし、そのAXEの名の通りに断面が斧っぽくなっているのが特徴です。

また、レギュラースケール24Fのシャークフィンインレイのネックが組み合わされることもあって、正面から見るとソロイストっぽいルックスになっています。

シリーズ的にも当時の定価がということで上位機種になっており、ブリッジもSDKシリーズのJackson FLC-PRO(TAKEUCHI TRS-PRO)とは異なり、Schaller S FRT-Ⅱ(Jackson刻印バージョン)が搭載されています。

PU配列もシリーズではHH、SSH、HSHが用意されていましたが、こちらはかなり希少なHSH仕様になっており、SOLOISTシリーズでも設定のない希少なモデルです。

カラーはメタリックレッドで、地味にこれもSDKで採用されているレッド系とは色が違っておりSOLOIST系に設定されている色になっています。

ということで、SOLOISTをボルトオンにして6弦側のボディ断面を薄くシャープにしたような機種で、DINKYシリーズよりはSOLOISTに近いシリーズになっています。

製造はもちろん中信楽器製造です。


スペック

レギュラースケール(648mm)、つばだし24F対応。

ボディ材はイエローポプラ。

PUザグリはHSH対応です。

ジャックはダイレクトジャック仕様でボディに装着したままにしています。

ネックエンドの形状はラウンド形状。

ブリッジはザグリが施されており、Schaller製Floyd Rose、いわゆるS FRT-Ⅱがベストマッチです。

スタッド間は74mmで、スタッドは7mm径の細ピッチのスタッドに適合します。

アンカーはボディに付いてます。

ジョイントはプレート4点止めです。

カラーはメタリックレッド。

ネックポケットのサイズは幅56.9mm、深さ17.5mm。

コンディション：自分が個人的にコレクションしていたもので、元々使用感が少なく、さすがに小傷程度はありますが特に目立つ傷はなく綺麗な外観だと思います。

傷らしいといえばボルトオンボディではまあお約束でもある、ネックポケット部の塗装面のクラックがある程度です。

日本製Jackson/Charvelボディに多いスタッド部分のクラックですがこのシリーズはレギュラースケールということもあり、スタッド部の厚みが十分確保されているためクラックは皆無です。

送料は、お手軽版ゆうパック100サイズ。

今はなき中信楽器製のJackson SDKボディです。

製造期間が短くほとんど流通していないJackson DINKY AXEボディです。

またミディアムスケールだとなんかPU間が狭く余裕がないような感じもしますが、こちらはレギュラースケールなので余裕もあります。